ホームページには宣伝的な要素が多く盛り込まれているので、一般の方がご覧になられると非常に迷ってしまいますよね。私の考えは先日の適応時に述べたように、「今現在最高と思われる治療を患者様に行う」、といったものです。イントラにはまだ解決されるべき問題点があります。当院の医師で現在ハーバード大学に留学中の小島医師が次回のリフラクティブレポートで米国最大の眼科学会AAOのレポートをしますが、その中で、イントラに関しての学会発表を以下のように要約しております。
「イントラレーシックに関しては最新の60kHzになって以前より炎症が減ったがそれでも通常のマイクロケラトームよりも強く炎症が起こり、ステロイドの頻回点眼が必要と報告されています。フラップを作るのにレーザーを使うのかそれともマイクロケラトームを用いるかという点は、今回の学会ではあまり焦点が当てられませんでしたが、現在の新世代のマイクロケラトームとイントラレースを比べてもどちらも非常に低い合併症で安全にフラップが作れるようになってきているのがその背景と思われます。」
私たちは常に科学的にアカデミックに医療を行っております。自院の優位性ばかりを述べて、こちらに誘導しようとは全く思っておりません。私どもの医院を信頼して大切な目を委ねていただける方に対し全力を尽くす、というだけです。医療は機械だけで行うものではありません。最も大切なのはマンパワーであり、いかによい検査、手術、ケアをしたかで、結果が違ってきます。
大切な目のことです。よくお考えになり、あなたが安心して納得できる医院で手術を受けられるのが一番かと思います。
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