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レーシックQ&A・・・過矯正による術後遠視
Q、 |
8月中旬に他医院でレーシック手術を両眼に行いました。手術後から重度のドライアイに悩まされ涙点プラグ(下側)を入れて最近になり多少改善されましたが、手術当初から見え方に違和感があります。ちなみに最近の視力測定では右1.5、左2.0、右に遠視が0.5〜1.25、乱視0.25出ています。(測定日によって違う)右目が狭い場所や薄くらい場所ではモヤモヤして見えずらいです。また右目は目の上の瞼に炎症が出たり直ったりしています。日常生活ではクラクラし、脳の後ろ側がムズムズして交感神経が一日中刺激されているような感覚でドキドキして夜も寝れない、寝ても夜中に起きてしまい生活に支障をきたしています。このような症状から逃れたく手術した医院に相談したところ再手術しますか?と言われ悩んでます。この場合見え過ぎの再手術、遠視の手術になるかと思いますが、実際にそのような症例はあるのでしょうか?また成功確率は高いのでしょうか?再手術だけにとても不安ですが、このままの症状では辛すぎます。手術前視力右:0.07(2.0×-5.75;C- 0.75A×115)左:0.07(2.0×-6.0;C-0.25×A×45)、角膜圧右512mm、左525mm、矯正量右-5.5C-0.5A×110、左-5.5C-0、フラップ厚左右90μm、フラップ径右8.8mm左8.7mm、最大切除深度右74.90μm左69.08μm、です。
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A、 |
あなたの症状が屈折エラー(遠視・乱視)からきているかどうか、これだけの情報では何とも言えませんが、一般にこの程度の遠視・乱視ならば、今の症状は説明しにくいです。 もう一度、主治医に現状の把握をお願いしてみてはいかがでしょうか。 ちなみに遠視化を戻すことは、少ないですがないことではありません。 この程度なら、狙い通りになることが多いです。
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Q、 |
1ヶ月前に近視矯正を受け、+2.5程の過矯正になり倒れました。すぐに遠視矯正をしてもらいましたが、まだ遠視が残っています。あまりにも不可解なのでカルテを取り寄せたところ、角膜圧右585左565だったのが二回目の手術前には右391左412(フラップは100程度)となっていました。執刀医曰く3回目の遠視矯正も可能だが近視矯正は出来ないといわれました。最初に受けた手術時は二度目も出来るといわれたのですが・・・ありえないほど角膜を削られているような気がします。
質問なのですが、遠視矯正は周辺部を削りますがこのような残存厚でも可能なのでしょうか?未だに眼精疲労からくる体調不良で精神的にも限界が来ており非常に厳しい状態です。レーシック以外に遠視を矯正できるのですか?私としては近視でも全く問題ないのですが・・・
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A、 |
術前の屈折度数が分からないので正確なことは言えませんが、一回目の手術で約200マイクロン削った計算になり、これは通常からすると過度のように思えます。(ちなみに現在、当院では120マイクロン以上は切除しないようにしております。)たしかに遠視矯正では中心は削らないようにプログラムしますが、多少の切除はあります。
従って、現在全角膜厚が400マイクロン以上無いとすると、リスクが高くなります。レーシック以外に遠視矯正を行うとすると、フェイキックIOLかCKという方法になります。
まずはCKがよいのではないかと思います。当院では行っておりませんが、施行している施設に問い合わせてみてはいかがでしょう。
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このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。
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