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先日こちらのサイトからご相談申し上げ、フェイキックIOLをお薦めいただいた者です。強度近視のため、見え方やデメリットの少なさを考えて、レーシックではなくフェイキックを考えるようになりましたが、あるレーシック専門の医師(老舗と言われるクリニックの院長)の著書の中に、フェイキックIOLについて次のような記述があります。
(1)人工レンズにタンパク質や脂肪組織の沈着が起こることがある。 (2)異物に対して過敏な体質の場合、人工レンズでアレルギー反応が起こることがある。 (3)夜間、光を見たとき人工レンズの反射によってギラギラしたまぶしい感じが現れることがある。 (4)感染によって眼内炎を起こすことがあり、最悪の場合は視力を失う
2008年版として発行された本なのですが、インターネット等でもフェイキックに関する情報が少ないため、真偽が分かりません。
(35歳 女性)
(1)から(4)はすべて正しいことです。ただし、(3)以外はほとんど起こらないことです。( (4)は1/10000以下と報告されている) これらはすべて、眼内(人工)レンズに起こりうることですが、お年寄りに対して行う白内障手術の際には眼内レンズはほぼ100%挿入します。そしてこの手術は日本で年間100万件行われているものです。 ただし、白内障という病気(矯正視力が不良)の目に対して行われる手術と、強度近視という病気と言えるかどうか(矯正視力は良好)の目に対する手術という違いはあります。 私どものクリニックで手術を受けられる患者様にはこれらの危険性に関しては充分説明させていただいております。また、そのリスクを上回るメリットがあるかどうかが手術を受けるかどうかの重要な判断要素かと思います。
ご注意
このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。
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