これは単純に「低矯正」ですね。度数-7Dで、乱視も1.5Dあり、角膜も480μ程度はレーシック(イントラ・・・もレーシックであることには変わりません。フラップをフェムトセカンドレーザーを使用して作るだけの違いですから)では厳しい条件ですね。
(1)イントラレーシックは多くの場合、術後すぐに1.0前後の視力が出るようですが、術後1週間の時点で視力0.1程度で、今後時間の経過で右目との差が気にならない程度に回復することは、過去の事例からいくとどのくらい可能性があるのでしょうか?
術直後からの低矯正が回復する可能性は限りなく「0」かと思います。
(2)術後3ヶ月は視力が大きく変動するということですが、今後左目の視力が1.0前後まで回復するとすれば、どういう仕組みでそうなるのでしょうか?
分かりません。そのようにおっしゃる主治医にお尋ねになってください。
(3)私程度の角膜の厚さの場合、視力がこのまま上がらなかったときの再手術は可能でしょうか?これ以上削ることが難しいとしたら、フェイキックIOL等、他の手術で1.0前後に回復させることは可能でしょうか?
480-90=390マイクロンとすると少し厳しいですね。フェイキックは-3ディオプター以上が適応なので、これも条件に合わないですね。残りは角膜リングくらいでしょうか?
いずれにせよ、このような状態になる可能性については事前に説明があったのでしょうか?当院では、あなたのような目の条件の場合はフェイキックIOLかラセックなどのサーフェイスアブレーションを選択し、また期待できる視力に関してもしっかり(やや厳しめに)お話しております。これがなされていなかったとすると問題ありですね。
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