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レーシックQ&A・・・合併症ー斜位近視に対するレーシック

Q、

某クリニックにて角膜厚約480μmで30μm程度切削1.75D程度の照射でイントラレーシックを受け1ヶ月半程度経ちます。視力0.2から完全矯正で1.2〜1.5程度になりました。

しかし、術後直後から物にピントを合わせていると目の奥に痛みを感じ、かなりの眼精疲労が生じて仕事や日常生活を送ることが困難になってしまいました。そこでなんとか優秀な方がいらっしゃる眼科に掛かったところ外斜位があるためプリズムを入れた眼鏡をかけるように言われました。また外斜しているものを内側に向けることで近視化していたので目としては少なくとも1.5D程度は遠視化しているとのことです。
術前にも大学病院等ではありませんがいくつか眼科を受診していましたがどこでも指摘されることはありませんでした。

遠視のプリズム入り遠近両用眼鏡をかけピント合わせをすることによる眼精疲労はなくなったものの遠視による眼精疲労などもあり集中力が戻らず困り果てています。

特に術前より左目が感覚的にですが遠視化し目を寄せるのに力が必要になったためかまた外斜が大きいからか(これは医師には確認していません。)また、医師におそらく右目をよく使っていたのだろうと言われたこともあり、動きが悪くなったように感じこの左右差等でまったく集中できません。左目は物を見てはいるのですが漫然としていて見ていない感じがする、脳に情報が来ていないような感じで集中できません。自分は目の動きで物を考える癖があるのでなおさらです。また遠視のためか光で目が痛くなることもあります。
左目の方が先に疲労するので左目の度数が弱いせいもあるかもしれません。近日中に再度眼科で眼鏡は調整していただく予定でおります。

術前の状態に戻す遠視の再手術等も考えなければならないかと思っておりますが近視の再手術と比べて多くのリスクも存在するため簡単には判断ができません。また遠視の再手術をするよりフェイキック等の方がリスクが低いようであればこれも念頭に置いております。この場合ある程度の費用は覚悟しております。また、この場合でもプリズム入りの眼鏡の装用は続けることになるかと思います。

今現在家で療養しており再手術等の話を母にすると「心的な問題もあるのだから心療内科やカウンセリングを受けて行けばよくなるかもしれないのだから急ぐ必要はない。仕事も休ませてくれているのだから一度ゆっくりしなさい。再手術でさらに悪くなったらどうするんだ」と励ましてはくれるものの、毎日しっかり思考できずに生活する状態が非常に辛いです。先のことも考えられません。
このような状況で最善な方法はどうようなものでしょうか。
お忙しい中申しわげございませんがアドバイスをお願いいたします。

(24歳 男性)

A、

はじめまして。珍しいですが、「斜位近視」だったのですね。術前にチェックできなかったことは残念です。サイプレジン検査なども行われなかったのですね。
さて、今後ですが、フェイキックIOLは度数から、それに合うレンズはございません。

この場合は遠視レーシックで元に戻し、プリズム眼鏡を使用するのが一番よいのではないかと思います。
最新のレーザー機器では、遠視矯正の精度もかなり上がってきました。
今度は信頼できる医院で、ご相談してみてください。

ご注意

このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。

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