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今週末にイントラレーシックの手術を控えていますが、不安で仕方なく相談させて頂きました。 三箇所のクリニックに適応検査に行って来ました。診察データは以下の通りです。 近視-6.5(左右)乱視-0.5(左右)角膜圧は右543、左534です。 二箇所のクリニックでは何も問題無しとの結果でしたが、一箇所だけは日を改めて2回測定しても角膜の形状に若干歪み(下側に少しだけ垂れている)との結果でした。但し、形状異常があるのは外側のみで内側は綺麗な形をしているので手術は可能との判断でした。 リスク回避の為、極力薄く、照射範囲も小さめに削るが、もしかしたら形状が歪み再度近視化し乱視も加わるのでハードレンズの装用が必要になる可能性も考えるように言われ、その時は他の二箇所からは◎の判断だった事もあり、手術を予約した次第です。 色々調べてみると術後の近視化で重篤な状態になり苦しんでいる人も多いとか。 (1)角膜形状測定結果が病院によって差が出るのか? (2)その日の体調によって形状は変化するのか?変化しやすい人は術後、歪んで近視化する可能性が高いのか? (3)このようなグレーな判定で手術に望まない方が良いのか?又この様な状態で手術した人のその後のデータはどうなのか?
手術を目前に控え、やはりグレーな判定に賭けて良いものなのか?慎重になり過ぎなのか?経験が無いだけに判断がつかなくなってしまいました。是非先生のアドバイスを宜しくお願い致します。
(46歳 女性)
(1)角膜形状測定結果が病院によって差が出るのか? 当然、測定機器により多少の誤差は生じます。 ちなみに当院では3種類の測定装置から判断しております。
(2)その日の体調によって形状は変化するのか?変化しやすい人は術後、歪んで近視化する可能性が高いのか? 体調による変化は、無いと思います。 ただし、ドライアイがあると、そのような変化を呈することがあります。
(3)このようなグレーな判定で手術に望まない方が良いのか?又この様な状態で手術した人のその後のデータはどうなのか? 合併症(ケラテクタジア)はやはり絶対避けたいものです。 当院ではこのようなグレーゾーンの方へは現在のところ角膜を削らないフェイキックIOLをお勧めしております。
以上ですが、このあたりに「正解」はないと思います。その医院、医師の判断に委ねるしかないと思います。また、絶対的に非適応でない限り、リスクなどの説明を受けた後、最終決断はご自身でしなくてはならないでしょう。
ご注意
このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。
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