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レーシックQ&A・・・適応-やや強い近視、コントラストの低下
Q、 |
レーシックを考えているのですが、このHPで日本眼科学会のガイドラインで「6Dを越えるものは十分な医学的根拠が必要」と書かれているのを拝見しました。
6Dを超えると受けないほうがいいといわれるのはなぜなのでしょうか?私は−6D〜−7Dなので、ただコンタクトが合わなくて辛いと言う理由だけでは受けない方がいいのでしょうか?
あと、術後コントラスト感度は必ず下がると聞いたのですが、コントラスト感度というのが良くわかりません。具体的に言うとどういうことなのでしょうか?
ただ単に暗いと見えにくくなる鳥目のような状態なのか、白黒のように色がはっきり分かれているとチカチカしたり、逆に白に薄いピンクなどの淡い色合いが判別できにくくなったりということがあったりするのでしょうか?
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A、 |
-6Dを越えると切除量も増えて、残りの角膜の厚みが減ってきます。あまり少なくなると強度が落ちて変形する”ケラトエクタジア”という合併症が危惧されます。
また、収差という眼球全体の歪みも大きくなりなりますので、術後の見え方の「質」の低下が懸念されます。いわゆる「コントラスト感度の低下」です。これはわずかな色の濃淡による差が分かりにくくなり、なんとなく見えにくいという状態です。日常の明るいところではとくに不便を感じることはないとは思いますが、薄暗い状況下で物体を識別する際に困難を生じる可能性があります。具体的には暗い夜道を運転する際に人影が分かりにくい、といった感じです。
実際のところあなたのように−6D〜−7D位で、角膜に厚みが充分あるのであれば、あまり気にされなくてもよいと思います。
ちなみに当院では-8D以上の方は、フェイキックIOLをお勧めしております。
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このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。
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