(1)今後年を取ると老眼や水晶体の乱視も出るようですし、長い目でみて近視の矯正手術はメリットがあるのでしょうか?強い近視で老眼なのと、近視がほとんどなくて(手術で矯正して)老眼なのと、どちらが生活が大変なのでしょうか?
それは多分に個人的な問題かと思います。ただし、近視が強いので、老眼が出てくると、さらにいろいろな場面で不便を感じられると思います。
遠近両用コンタクトやコンタクトでのモノビジョン、遠近両用メガネは見え方が大変なのでしょうか?
それぞれ見え方は異なります。
これもその人に合ったもの(適応)で、ということになります。
一般論として、年をとってもコンタクトは使用できるのでしょうか?
できますが、だんだん困難になってくるようです。 (コンタクトは異物ですから)
(2)ラゼックという手術方法がありますが、目にアルコールを使用することやマイトマイシンという薬(ヘイズ予防に使用すると聞きました)の目への短期的な影響と長期的な影響が心配です。どのようなリスクがあるのでしょうか?
短期的には角膜上皮障害でしょうか。 長期的には角膜内皮への影響が懸念はされていますが、当院の10年以上のデータでは、障害が出たことはございません。
(3)あなたのようなケースは医師によって見解が分かれるところだと思います。 どれが絶対に正しいというものはございません。というのも、どの術式も100%ということはないからです。 このあたりは医院(医師)の経験・実績と、多くのエビデンス(科学的な根拠)から、どれが最も安全で、あなたに適しているかを導き出していただくよりほかはありません。 あとは医師との信頼関係でしょうか。
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