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レーシックQ&A・・・新技術−カスタムアブレーション・ウェーブフロント

Q、

私は貴クリニックで6月にレーシックの手術を受ける者です。ホームページやレーシックハンドブック読んで気になったことがあったので質問させていただきます。
適応検査の測定値は
右眼:裸0.03 近視−6.75D 乱視-3.5D 角膜厚 532μm 内皮細胞数 2846
左眼:裸0.02 近視−6.25D 乱視-3.5D 角膜厚 529μm 内皮細胞数 3052
適応検査の診察時、強度近視で乱視も強いので手術しても少し乱視が残ると言われました。

1:「見え方の質」の違いのイメージ像で、通常レーシックはマイクロケラトームで、ビジュレーシックはVisuMax(フェムトセカンドレーザー)の手術法の違いでしょうか?

2:手術法で角膜にレーザー照射する時、カスタム(ウェーブフロント)とスタンダードの照射違いで見え方(見え方の質)が違うのでしょうか?
また、角膜を削る量(切除量)が違うのでしょうか?

3:高度近視の方やウェーブフロントに適応しない場合は、スタンダードの照射で対応させていただきますと記載されていて、
私の場合は強度近視なのでスタンダード照射になると思いますが、例えばウェーブフロント照射が可能であった場合でも乱視は残るのでしょうか?

A、

こんにちは。
1:イメージ像は、スタンダード照射とカスタム照射との違いを模式化したものです。ただし、おっしゃる通り、フェムトセカンドレーザーによるフラップ作成の方が、メイクロケラトームより収差(ひずみ)が少ないとの報告もあります。

2:上記のとおりです。ただし、MEL80の場合はスタンダード照射でも、ASAといって収差を増やさない照射方式をとっておりますので、他社のレーザーのカスタムに匹敵するといわれております。カスタムはスタンダードに比べ10−20%削る量が増えますので、MEL80では安全のため高度近視、乱視では使えないようにプログラムされております。

3:乱視に関しては同様です。 乱視が残る可能性についてお話ししましたが、必ず残るわけではありません。出来る限り無くなるように設定いたします。

ご注意

このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。

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